ぼくらは未来へ歩いてく・・・

ルカ様が終わっちゃった・・・悲しい・・・。これから何を楽しみに生きていけばいいんだろう、と、現在、果てしない虚空感に襲われております・・・orz




恋して悪魔」最終回の日の夕方、ともにダダハマっていた友からメールが来た。OA数時間前から、このテンション。これが、日本で10人の実力。
(日本で10人:周囲の視聴率0パーセントのため、あのドラマに諸手挙げて大喜びでダダハマってた人間って、日本で10人くらいじゃない?と友と勝手に予測していた。)

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【友人メール】
今宵最後でございますね〓寂しい。
最終回タイトルが○ちゃん(わたし)の予想的中で、もう今から涙出そう。
見守りましょうね…〓

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【私の返信】
うわあああ!!!ホントだあああ!!!←今知った。
うえーん〓タイトル見ただけで、私ももう泣きそうでございます。
うん…見守ろう。ルカ様の恋、見守ろう…
ハッピーエンドにならないかなあ…(ため息)

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最終回のタイトルは、「初めてのキス、永遠の恋」だった。
最初はタルいなぁ・・・と思っていた優馬w/B.I.Shadowの『悪魔な恋』を聞いていて、ある時、ふっと気付いたのだ。
もしかして、この曲の歌詞って、ドラマとリンクしてるの!?って。
それは、ルカ様が「自分は真琴の死んだ恋人だった」と覚醒した頃。改めて歌詞を見て驚いた。


「もう叶うことのない夢を抱きしめて 君のこと思った」
「何も知らずはしゃいでた季節を ぼくは忘れない」
「約束したあの場所は今でも 輝いているから」
「離れていても君を感じてる こんなにもリアルなMY LOVE」


あまりに、ドラマのルカ様の心情とリンクしているその歌詞に、何それぇぇぇぇぇぇぇ!?とかなって大萌えした。
正直、ドラマ、5回くらいまでは、単にルカ様は「大人の吸血鬼」になる為に人間社会に紛れ込んで女の子を物色しようとしたけれど、心が純粋過ぎて、本当に好きな子の血しか吸えない・・・という風に物語が展開していたから、全く気付かなかったけれど。

かつて、人間だった彼には愛する人がいた。ヴァンパイヤになってしまったけれど、その彼女にもう一度出会うために人間社会に戻ってきた。と考えたら、この曲の歌詞ってのは、まさにドラマとリンクしてる!!!と。そして『悪魔な恋』は即座に名曲認定。←単純
でも、本当にすごいなぁ、と思った。そこまで見越しての優馬くんデビュープロジェクト。ジ☆ニーの尋常ない愛(笑)。


はいいんですけどw 『悪魔な恋』の歌詞の1フレーズに、ちょお気になるフレーズがあったんだ。
「はじめてのあのキスに どれだけ救われたんだろう」
え。キス!?キスがあるってこと!?!?最終回でルカ様と真琴のキスが!?!?
というようなことを、友にはいちいち説明しなくても分かるので、予測だけを伝えていたら、最終回のタイトルが「初めてのキス、永遠の恋」で、どうやら、わたしの予感が的中した模様だった。
そんな感じで、開始前から、タイトルだけで泣けていたという。これが日本で10人の実力(笑)。



ドラマ開始。
この日はルカ様の美しさはいつも以上、筆舌尽くしがたく。(余談ですが、翌日、職場でたまたまルカ様を見た同僚(もちろん非ヲタ)が、「男の子が美しすぎて驚いた!」とか言ってたw)


二人でいる様が、もうすっかり普通の恋人同士の空気になっているルカ様と真琴にキュンキュンする。年齢差なんてない、真琴はルカ様に頼っていて、ルカ様は真琴を優しく守っていて。
しかし同時にその姿は切ない。せっかく心が通じた二人に残された時間はたったの1日。切な過ぎる。
その切なさに開始早々涙していたら、ルカ様の正体が遂にバレてしまった。
ルカ様がヴァンパイヤに変身する映像が学校で流れ、生徒達がルカ様を化け物呼ばわりはじめたり。私と友人と同様、楽しくルカ様に萌え、ちうか「ルカ様ぁぁぁぁぁ!!!」と大喜びしていた、岡本-玲ちゃんはじめとする2-3の女子生徒(キャスト達)でさえ、ルカ様を化け物扱いしはじめ。
ルカ様の家の近所の人々も「突然消えるのを見た!化け物は追い出せ!」と、お家を囲み始めたり。
ヴァンパイヤの迫害と、ルカ様への迫害を重ねていたんだろうなぁ、と思っていた。
そして、ついに自分の正体をカムアウトしようとしたルカ様に、一緒に住んでいたいとうしろう(親戚のおじいさん設定)が言った。


「知ってたよ。ルカ君は天使なんだろう? うちへ来てくれてありがとう」


この一言で、号泣スイッチオン。うえーん。
その後の慎ちゃんの「ルカにいは、僕が守る!」にまた泣いて、それに答えたルカ様の「頼もしいな。大きくなって、もっと頼もしくなれ」にまた涙。慎ちゃんの頭をくしゃっと撫でるその手に涙。優しく笑う顔に涙。「頼むから血を吸ってくれ。お前を死なせたくない」と、ルカ様に懇願するマッチさんにも涙。


その後、学校に向かったルカ様。
ちうか、生徒達にルカ様の正体を詰問されていた所に割って入り「先生は悪くない!」と。そして真琴に歩み寄る。皆の前なのに「大丈夫か?」とか真琴を気遣っちゃうその姿に激萌えした。
そして、「自分は人間になりすましていた。俺は、ヴァンパイヤだ」とカムアウト。それに、真琴先生が続く。


「彼も、人間だった。みんなと同じ高校生。私の初恋の人」


その言葉にまたも号泣スイッチオン。うえーん(2回目)。そしてクラスメートに別れを告げるルカ様。健人くんとの別れ。健人くんの涙が美しくて、また泣ける。そして、真琴先生は、最後に生徒達に言う。


「わたし、黒宮くんが好きです」


もう号泣どころじゃない。激萌えどころじゃない。泣きながら、3秒くらい息が止まった。笑。




最後の夜。満月の夜。この日までに血を吸わないと、ルカ様は塵となってこの世から消えてしまう。
ちうかその前に、手を繋いで仲良さそうに歩く二人に、激萌えマックス。萌えすぎて、段々心臓が痛くなってきた(笑)。
もうすぐ満月が消えてしまう朝方になり、真琴が言う。
「お願い、私の血を吸って?」
でも、真琴を失いたくないから、真琴の血は吸わない、というルカ様。そして真琴に優しく語り掛ける。


「今の真琴のまま生きて欲しいんだ。喜んで悲しんで、傷ついてもそれでも、真琴は真琴の命を精一杯生きろ」


ルカ様…かっこいい…と泣きながらうっとり。
更には「またお別れなんて…二度もお別れなんて…」という真琴に、


「違うよ真琴。俺たちは、二度も出会えたんだよ」


このときのルカ様の優しい口調が!!優しいお顔が!!!泣きながら萌え死んだって話ですよ。ルカ様ぁぁぁぁぁぁ!!!真琴を残して行かないでぇぇぇぇぇぇ!!!と、一瞬、ここまでダダハマって泣いてる自分が、冷静にキモくなるくらい号泣しながら萌えていた(笑)。



そして、初めてのキスは、衝動的なキスだった。
多分、あの瞬間は「ルカ」じゃなくて「歩」だったんだろうんなぁ。ずっと真琴とキスしたかった歩が、最後に頑張って頑張って、ありったけの勇気を振り絞ってキスをした、みたいな。そんな、初々しい一瞬のキスに、またも号泣しながら萌え死んだ。
もう、このあたりになると、萌過ぎて泣き過ぎて、苦しいとかそんな言葉じゃ片付けられない、呼吸が辛くなって、胸の痛みが止まらないとかいうそういうレベル。どんだけだ(笑)。




そして結局、最終的にどうなったの?という話。
私と友人は、勝手に、ルカ様は歩に戻ったんだと思っています。あのキスで、ルカ様は人間に戻れたんじゃないか、と。
まぁ、その根拠のひとつが、『悪魔な恋』の詞の最後が、「ぼくらは未来へ歩いてく・・・」だから、きっとハッピーエンドだよ。ってところが、我ながら能天気なハッピーエンド願望、というか、どんだけ救われたいの(自分が)って気もしますけど。


でも。ルカ様は、みんなの記憶からは消えたけれど、真琴だけは覚えていて(あぁ、慎ちゃんも覚えてるっぽいね)。だから、何も覚えてない副理事長から食事に誘われても、曖昧にお茶を濁したり、健人と香織ちゃんを笑顔で見守ったり。
でも。真琴は、これから、(10歳の歳の差は出来てしまったけれど)歩と一緒に生きていくんだろうなぁ、と。


そして、エンディングの、あのトンネルを歩いている時は、もう「ヴァンパイヤ・ルカ」じゃなくて、「人間・歩」で。全てのことが終わった後で。
あのトンネルは、真琴のいる場所に繋がっていたんだね。だから、歩いていた足が思わず駆け足になり、最後に「にこっ」って笑っていたんだね、って。


かなり自分勝手な解釈ですが、もう、そういうことにさせておいてください(笑)。


そんな感じで、毎回毎回、本気で楽しんだ。友からのメールに、「このドラマをここまで楽しめた私たちは絶対勝ち組だと思う!」とあったけれど、本当にそう思う。いいドラマでした。本当に。たっぷり楽しめました。


ということでこれから、ツタヤに「バッテリー」借りに行こうと思います。←リアルタイム日本に居なかったから見たこと無いんだ。どんなシメだ(笑)