今更、ぶ/いの10周年を振り返ってみる。

今日、ぶ/い友と、ぶ/い10周年について話していた。
そんな4年前の話を、昨日のことのよう熱く話しているなんて…と、我ながら可笑しかったけれど、でも、それはやっぱり、今考えても、ヲタ人生のナンバー1になっちゃうくらい、とても素敵な思い出だ。ぶ/いヲタしか覚えていないけれど、ぶ/いヲタ的に最高に素敵で、美しい思い出だ。
なんかスイッチ入ったので、ぶ/いの10周年の思い出を書き倒してみる。






11月1日のデビュー日にあわせ、10月頃からテレビの露出(歌番組はもちろん、フレバとか、めちゃ*イケとか)&新曲発売&主演映画(もちろんJスト自主制作w)公開、ぶ/いしっくすミュージアム開館、映画祭と音楽祭の絡みで韓国遠征等、怒涛の日々が始まった。
とにかく、映画公開イベやCD、DVD発売に伴うイベやなんや目白押し、毎週どころか、多い時には週に3回も番協を募集している状態だった。
その状態をして、何かのイベントで森田さんが言った、
「僕らも大変ですけど、お付き合いいただく皆さんも大変だと思いますので、風邪をひかないで頑張ってください」
という言葉が忘れられない(笑)。でも、その言葉からも分かるように、10月時点で、もう既に、「一緒に10周年を作り上げるんだ…!」という一体感があった。
そして、「学校へ/行こう」では、6人だけの北海道旅行なんてのもOAされて、ヲタ、タレともに、すでにテンションはマックスになっていた・・・(笑)。


そして、11月1日、デビューの日。
代々木でヲタを集めて、ファン*ミーティング開催(ファンミって…韓流ですか…と、当時壮大にツッコんだ記憶アリ)。
そういえば、このとき、ぶ/いも代々木から生放送で番組してたなぁ、と、今思い出した。ちなみにこの時、ペンラを使って文字を作るよう強要されたけれど、東京Dコンの「光」どころじゃない、1曲通して、「消して!付けて!付けたまま!消して!」のペンラ作業、配られた紙に書かれた進行表は、本気で相当難しかった。ぶ/いしっくす見に行ってるのに、見る余裕もなく。ヲタもバカでは務まらないな・・・と痛感した瞬間だった。笑。


そして、翌日、11月2日から、満を持して記念コンスタート。(わたくし当然参加☆自分の誕生日に10周年記念コンスタートというその素敵な偶然に、アリーナ最前列というありえない引きの強さを見せた☆←単なる自慢)。
ちなみに記念コンは、10年を総括したコンサートが楽しかったのはもちろん、加えて、先輩後輩グループからのお祝いメッセージが毎回違う形で流されて、それもすごく楽しかった。
色々と印象深いコメントがあるけれど、あ/ら/しのしょうくんが言った「ぶ/いしっくすは、僕らの青春です」という言葉が、今でも特に印象深い。昔のエピソードを交えたしょうくんのコメントは、とても良いコメントだったと記憶している。
そしてその時、あ/ら/しの映像が出てきた瞬間、「ぎゃー!!!」って叫んだお嬢さんが居た。あぁ、多分あ/ら/しヲタなんだろうなぁ、と思っていたら、コン終了後、隣にいた人が、「しょうくんのコメント、とってもよかったです。本当にありがとうございました」とか言ってて、それを言われたお嬢さんも「ぶ/いコン、本当に楽しかったです!」とか言いながら感極まって泣き始めて、そして周囲のぶ/いヲタも「ありがとうございます!」とか涙ぐみ始めて、その状況を見てうっかりわたしも涙ぐんでしまった、とかいうことがあった。そういえば。
でも、あの時のぶ/いヲタの結束力と言うか、一体感は本当にハンパなくて、そんな風に、知らない人とも割と普通に話してた(笑)。ぶ/いを通してみんな友達、みたいな。アレもすごい状況だった。


更には、代々木コン1週間後には、東京で握手会開催。
ぶ/いの10周年。テレビの露出とか、全国ツアーとか、主演映画とかベントとか、色々あったけれど、一番印象に残っていて、最高に楽しかったのは、やっぱり握手会だ。
CDを買ったら6人全員と握手できるという握手券により、7大都市(東京大阪名古屋広島福岡仙台札幌)で握手会が開催された。
わたしは、東京、仙台、大阪、名古屋と参加した(何回行ってんだw)が、東京は、朝9時から開始だったのに、仕事の都合で朝から並ぶことは出来ず、午後1時くらいに会場に着いて並んで、握手できたのは結局午後6時過ぎだった。
でも、そんな、既に9時間も握手と休憩を繰り返している状態だったのに、ブースで握手をした6人は、全員、すごくしっかりとした笑顔だった。疲れた様子も飽きた様子も見られなかった(ヲタの間では、長時間の握手で、潔癖症のいの*はらくんは疲れ果て、森田さんは飽きているだろうと予想されていた)。
全員が、ちゃんと目を見て握手してくれて、手を抜いている様子は全くなかった。その姿に、トップアイドルを10年続けて来た人たちのプロ意識を見た気がした。
結局、この握手会は、午後8時過ぎに終わったと記憶している。その時間、実に11時間。デビューイベントではない、10周年のイベントで、もう結構な地位にいる彼らが、ヲタの為にここまで身体を張って、頑張ってくれたことに本気で感動した。


しかもこの握手会は、事務所の提案ではなく、「10年間の感謝を直接ファンの子に伝えたい」という、健くん発案だった。健くんに言われた時「そんなのムリ」と言ったメンバーを、健くんが一人ひとり説き伏せ、最終的には、6人が事務所にお願いして実現したものらしい。更に、最初は「全コンサート会場で、コンサート開始前に握手会をしたい」という話だったらしく、「さすがにそれは無理」ということで、東京および全国6大都市のコンサート開始前に握手会、で、話が落ちついたという。
そういう話が、10周年記念コンのMCで語られ、それに伴うエピソードが様々漏れ聞こえてくるから、ヲタはもう、嬉しさのあまり半狂乱で大喜びだった。


そんな感じで、以降、12月31日のカウ/コンまで、2週間に1回、週に1回、多いときには週2、3回、ぶ/いしっくすに会えるというステキな状態が続いた。
ちなみに、12月半ば頃になると、私は、とても変な感覚に陥っていた。
決してそんなはずは無いのに、その2ヶ月で、かのアイ/ドル様たちが、私にとってなんだかすっかり近しい存在となっていた。会ったことは無いけど、人づてにはいつも話を聞いてる友達の友達、くらいの感覚で。コンサートに行っても、アイドルを見るというより、「元気だった?」と思ってしまうような。
でも、週イチで会っている(見ている)その頻度や、握手会やコンサートで、こちらがかけた言葉に、毎回直接、リアクションやレスポンスを頂いていたのだ。近しい存在と勘違いしても仕方ないと思う。思おう。そんな風に考え、そして改めて、10周年の重みをかみしめていた。



と、もう4年前のことを、今でもこんなに熱く語れちゃうくらい、本当に楽しい日々だった。


でも、ぶ/いがこんなに好き勝手(コラ)に出来たのは、ぶ/いが、イマイチ、マイナーなグループだったからだとも思う。例えば、今のあ/ら/しが握手会なんて、CD1枚買ったら5人全員と握手が出来るなんて物理的に無理だと思う。死者が出る(笑)←コラ。
そして言いつつ、あ/ら/しの10周年も、後々語り草になると思う。だって、ゴールデンに3時間放送だなんて!今後、その金字塔は誰も打ち破ることは出来ないかもしれない。(ちなみに、ここで思い起こすに、すま/っぷは、10周年の直前にイ/ナ/メ/ン事件が起きたせいで、10周年一連イベが全てポシャったんですよねー。…。)



そんな感じで。
JUMPちゃんがこの後どうなるのか(あ/ら/しのように「国民的アイドル」になるのか、ぶ/いのように「職人的アイドル」wになるのか)、まだ、全く予測できないけれど、いずれにせよ、10年間「トップアイドル」で居続けるということは、本当に大変なことだと思います。
だからこそ、その時の状況がどうであれ、その大変なことを成した10周年には、是非お祝いをしてあげたいなぁ、と心から思っています。
そしてJUMPちゃんも、10周年の時に、ファンのことを考え握手会とかを発案してくれる人が出てきたら、それはとても嬉しいことだなぁ(個人的に、圭人あたりに希望)とか、そんなことも考えています。



いずれにせよ、JUMPちゃんはまだまだこれから。10年なんて、まだまだ遠い話で。
そこにたどり着くまで、これから、色んな歴史が作られるわけです。振り返るにはまだ早い。綴られていく歴史を、リアルタイムで体験できるシアワセを感じつつ、日々見守っていこうと思っています。