ライフワーク。

しかし思ったわけですよ。明らかにゴルフ焼けと思しき、日焼けしたもりたさんを見ながら「あ/や/たんは、本当にこんな黒いちっこいオッサンでいいのだろうか」とかぼんやりと。しかしそんなのぶっちぎり大きなお世話、いいのでしょう。ちっこいオッサンとっても優しいし、「付き合ったら彼氏の携帯とか見ちゃいますね。見ても構わないていう男の人がいいです。」とかあ/や/たんが言っちゃうくらい懐が広いし。
更にそのちっこいオッサンは、踊り始めると一変する。ダンスのキレは天下一品。エロい腰つき。そして歌うと、甘い甘い歌声。そのギャップに腰砕け。毎回毎回見るたびに新鮮。
つか。3つまとめてカミセンて、やっぱり妖精だと思う。明らかに人間とは別の歳の取り方をしている気が。
健くんは相変わらずの奇跡のエイジレスだし(コンの時健くんは未だ全くノーメークなんだそうだが、ノーメークであの神懸かりの天使のビジュアルて!)、准坊もムキムキニヒルな中にふと見せる、「りんごのほっぺは真っ赤っ赤☆」(デビュー当時の准のキャッチフレーズ(笑))な、あどけなさの残る表情が鬼キャワだし。
そんな3人が、群れている姿を見ると、毎度毎度のことながらハムスターと見紛う。間奏中に三匹もとい三人が縦に重なり脇腹をつっつきあっていたり、准坊のふとももの上に剛ちんが乗っかったり、健准が顔見合わせながらいちゃついていたり、そんなのを見ると、三匹もとい三人が走り回っている側に、いつしか大きな周り車が見えてくる。(もちろんハムスター用。ランビエールを見た時に最終的に白馬が見えたのと同じからくり。)
そんな感じの相変わらずの妖精カミセンクオリティ。


一方のトニセンもまた。
ステージ上の坂本さんのダンスの美しさにうっとりとする。そして、遠目に見るだけで、しゃべらなきゃ本当に最高なんだが(コラ)しゃべるといつものヘタレ全快。今回も皆にいじられ倒されていた。昔友達と「『もしも○○だったら』何が一番萌えるか」とか話していて(アホ)、「ドMと思しき坂本くんが、実はドSだったら超萌える」とか話していて(更にアホ)。しかし、イジラれ倒されてんのに生き生きとしているその姿を見て「やっぱりこれがドSはありえんな…」といまさらながら思ってみたり(笑)
そして長野くんの逞しい体躯を見ていると、キャーとかそんな気持ちよりもう「お父さん」にしか見えなくて…(笑)お父さんと言っても、千野くんのお父さんてより、圭人のお友達のお父さん、そんくらいの貫禄。
井ノ原くんは、完全に「いのっち先生ー!」と。彼の口から「百織」という言葉が出ただけでキャー!と(色めき立ったの、明らかに私とレナちゃんだけだったけど(笑))しかし、井ノ原くんのスタイルの良さには相変わらず惚れ惚れ。細腰も健在。つか、今回井ノ原くんがマジかっこよくて、レナちゃんと「何故!?」と驚いていた(笑)


以下曲バレあり。












それにしても、勝手にアルバムツアーと勘違いしていた私は、アジアツアーの凱旋てことで、結構な知った曲ばかりでビックリ。
担降りして2年だ、アウェー感を味わうんだろうなあとか思っていたら、結果的には知らない曲は、今回のアルバムの限定盤のトニ曲カミ曲2曲だけで、あとはDNAが覚えてるくらいのお馴染み曲ばかり。しかも、鳥肌、絶叫するレベルの名曲揃いできやがった(笑)
開演前のじゃんぷちゃんの告知に「ギャー!龍ちゃんが可愛すぎる!」「とりん、オトコ!」「大ちゃんちっこい!可愛い!」とか言っていたら、後ろの人なんて「へいせいじゃんぷとか全然わかんないよね…!」とか言っていたのに、いざコンが始まったら、ナンならその後ろの方達より全然ホームだった。というか、ビックリするほど、准ウチワを持ったご新規と思しき方が多かった。愛メロは踊れる。でもダーリンは踊れない。リアルタイムを過ごしていたら、イントロだけで悲鳴をあげる「Orange」を、ぽっかーんと聞いてる感じ。


しかし、畳みかけるようなメドレーの中、一曲一曲に思い出があった。ああこの頃友が坂本さんとリアルに繋がろうと頑張ってたよなあ(オイ)とか(ちぇんざわー)、この年の夏は代々木2週間ほぼ全ステ、夏の思い出はリアルにブイコンだけだったなあとか(コスレス)、この頃井ノ原が嫌いだったなあとか(ありがとうのうた)、この頃井ノ原に「公私混同するな!」とか怒ってたなあとか(うたをうたお)。笑。
思い返して、とにかくもう、全力でぶいと対峙していた。アイドルに対して、今後、喜ぶことはあれど、あんなに怒り憂うことはもうない。と思う。森田さんの墨に怒り、健くんの無礼な振る舞いに怒り、准坊のユニ活動への関心の無さに怒り。坂本くんの分かって無さに怒り、長野くんの食魔人っぷりに怒り(や、それは怒らんでいい(笑))、井ノ原くんに至っては、「必要悪」とまで言っていた(酷い。ホントにすみませんでした。)
多分、彼等と私は、人間の成長という意味で、同じレベルに居たんだと思う。同じ時間を過ごし、同世代で、同じようなスピードで大人になったんだと思う。だから、成長過程で、同じように悩み心配していた。彼等の将来があんなに心配だったのは、そこに自分の将来を重ねていたからだろう。
もちろん、まだまだ先の人生は不安だけど、ある程度の道しるべは出来ている。それはぶいも同じだろう。これが「大人になった」ということなのかな、と少し思った。


今の私はもう、じゃんぷちゃん以下が可愛くて可愛くて、ぶいめんに対してキャー!となることはないので(エロさにうっかり妊娠することはあるけれど(笑))、もう現役ぶい担に戻ることはないけれど、これからも、ライフワークとして見守っていこうと思った。
井ノ原くんも言っていた。「何となくだけど、気付けば毎回ぶいしっくすのコンサートに来てる。そういうスタンスでも、とてもうれしい。頑張りすぎると疲れちゃうからね。『気付けばまた来てたけど、今年のブイコンも楽しかったね』と、毎年毎回、ずっと来ていただいて振り返ってもらえたらうれしいです」と。ううん、なんて余裕。これが15年目の余裕。


とにかくも、一度降りて想いを昇華させたおかげで、ぶいに対して楽しい思い出しか残っていない。これからも実に良い案配で付き合える気がする。
コンサートは相変わらずのクオリティで、魅せるところは思わず鳥肌立つくらいのレベルで、楽しむところは大汗かくくらい歌えて踊れて。
そんな彼等と、これからも一緒に歳を重ねていこう。心からそんな風に思った春のぶいこん。
次は秋、15周年記念コンを期待しておりますです。