今週の展開、ちょおキツい・・・

壮大にネガウツ祭開催中。


以前友達が言ってた言葉に、なるほどなーって思った記憶がある。


「子どもは『アイドルとの恋愛』を夢見るんだろうけど、大人は『アイドルの成長過程』を楽しんでる。それは、連載中の壮大な漫画でも見てるようなもの。大人がアイドルに必死になるのは、なるべく連載が打ち切りにならないよう、 なるべくいい結末に近づくよう、そんな風に思う感じかも」


と。そのとおりだなあと思う。


多分わたしは、長年に渡り「週刊じゃにーず」という漫画を愛読している。ずっと「ぶい」っていう連載がお気に入りだった。滅多に巻頭カラーになることはないけど、地味に途切れることなく連載が続いていたその漫画を、全力投球心血注ぎ込んで読んでいた。
でも、メンがケッコンしたりなんだというまさかのストーリー展開に、「ぶい」を全力で楽しめなくなり、あーもう「週じゃ」買わなくてもいいかなーと思っていたときに「じゃんぷ」が何だか面白そうだぞ?と思い始めた。そして、これまで斜め読みしていたのを、ちゃんと読み始めた。


したら楽しい。これがちょお楽しい。そして、毎週どころじゃない、毎日必死で読んでいる。
しかも、編集長だか作者だか分からんが、そこで絶対的な権力を持つ人物は、凡人では考え付かないようなエピソードをガンガンとぶっこんでくるので、ひとつひとつのエピソードに一喜一憂どころではない、上がったり下がったり、リアル振り回されている。
そして、この漫画の素晴らしくも、かつ残酷なところは、読者だけではなく、誌面の登場人物もまた、生身の人間だということだ。登場人物も、読者と同じように、作者に振り回されている。だから読者が、必要以上に登場人物の気持ちを推し量り、それが悲しい状況ならば、勝手に感情移入してウツることは当たり前のことだと思う。





勝手にうちのカワイコちゃん二人を使って別ユニを作られても、そのユニがまさかのこーはくに出場しても、2年連続出場しても、それはこちらが何を言っても仕方ないこと、と諦めて受け入れた。編集長だか作者だかの絶対的な強い意志に対しては、読者の意見なんて全く反映されないと知っているからだ。
だから、ぶつぶつ文句を言いながらも、大人しく読み続けていた。登場人物達もまた、私たちと同じように、ストーリー展開に戸惑い、でもそれでも前に進んでいこうと思っていると知ってからは、余計に、何があっても、作者ではない、登場人物たちを見ていこうと思っていた。
withとか言われても、「あ?」とは思いながらも、それでも当然「コンサートに行かない」という選択肢はなかった。「withコンの時、何する?」「ほっくん出とるやろ?ほっくん見てるべ」望んでいない状況下でも、その中でも最大限に楽しもうと思っていた。



でも、さすがに、「相方の担当がコンサートに居ない」というストーリー展開は想像していなかった。



「意味わかんない」。大人なのに電話しながら泣いていた。「学ラン姿見て、ちょお上がって、今日一日あんなに楽しかったのに・・・」とつぶやく友の言葉に、聞いてるこっちのほうが泣けた。
そしてけーと担の試練は続く。じゃにねに一人居なかったり、百/識から居なくなったり。
けーとの横あり不在は、彼の人生を考えれば、それは仕方のないことだろうし、ドラマが決まり忙しいだろう、じゃにねに居ないのも仕方ない。百/識もきっとそういう時期なんだろう。でも、一気にこれらを突きつけられると正直相当キツい。きんぱちで出来た貯金をほぼ全部使い切ってしまうくらいにキツい。
全ての行動に、「泣きながら」という行動が伴う。メールしながら泣いてるなんて、大人としてどうよ?って思うけれど、でも事実。「あんまりグチりたくないけど、けーとも頑張ってるし、と思うけど」と言いながら連夜爆弾連投状態に、這い上がれないくらい落ちてる友に涙。「けーと…と考えると1秒で涙が出る」とか言ってるのに、「鬱ってると(私にまで)悪い気を伝染させちゃうし、じゃんぷも頑張ってるし!」と、必死に前向きに物事を捉えようとしている友のメールに涙腺崩壊。わたしけーと担じゃないのに、何でこんなにずーっと泣いてるんだろう、って我ながら呆れてしまうけど、でもずーっと涙ぐんでる。大人なのに。久しぶりに歩きながら涙ぐんでた。大人なのに。


正直、横あり参戦も、どう考えてもシュミレーションできない。
お正月のコンサートの時、場所的に、宇宙船上のたかきくんが本当にしばらく発見できなくて(完全に死角に、どっしりと座っておった・・・)、「いない!きいたんが居ない!?居ない!」と大騒ぎするわたしに、友は「落ち着いて!絶対どこかには居るから!居ないはずはないから!」と私を諭してくれた。
でも、横ありで友に「けーとが居ない・・・」と言われても「居ないね・・・」としか言えない。
や、少しでも多くコンサートを見たいという気持ちはもちろんある。しかも横あり。新ばれーゆにデビューとか考えたら、もしかしたら、じゃんぷとしては、最後のゴールデンウィークの横あり公演になるのかもしれない。
でも、たとえ1公演にしても、全力で楽しくない、それどころかきっと悲しくなるだろうコンに参戦する気になれない。わたしはまだいい。自担がそこにいるから。でも、友の自担はいない。彼女はきっと(当然だけど)わたし以上に、壮大に悲しいと思う。そんな経験値は要らない。やぶくんの不在コンを「経験値としてみておくのもアリかと思った」とか考えてた自分、マジ最低と思う。




決まったことは受け入れるしかないし、こちらがどう思おうが、物事は全て決定されたとおりに、粛々と進んでいくことはわかっている。でも、気持ちがその事実に全くついていけない。
とにかく、今週の「週刊じゃにーず」のじゃんぷの展開はキツい。ちょおキツい。来週、来月はどういう展開になっているか分からないけれど、とにかく、今週の展開はキツい。キツいなぁ・・・。