続いてく日常。

色々とテレビを見ていると悲しすぎる現実に胸が痛むどころの話じゃない。


仕事柄、「大変だろうけど頑張って!」と言いながら、逃げるように東京を去る外国人をいっぱい見た。
「ごめんなさいね、私たちだけ逃げて。あなた達には逃げる場所がないのに」と、escapeという単語で直接言われた。
それに対して、「大丈夫!私たちはタフだから!」とキッパリ言い切った同僚が頼もしかった。


実際、私たちの状況なんて、東北地方の方々に比べればなんてことない。
停電になろうとも、電車の本数が減ろうとも、通常生活を保ててる。
でも、それでも、(独り暮らしの身としては)ずっと微かに続いている揺れの中、夜に停電になった時の身の振り方や、本数減の電車、どうやったらちゃんと職場に着けるか、そんなことを考えることに必死だ。仕事終わって、ちゃんと家に帰れるか、電車が最寄りの駅に着くまでドキドキしてる。こんなレベルで必死なんて、東北の方々に本当に申し訳ないけれど、それでも必死になっている。
しかし、日々に必死過ぎてびっくりするほどヲタごとに関心がない。昨日、久し振りにたかきくんのこと思い出した。停電どうする?みたいな友のメールに「メールめんどくさい!」と即電話したオノレの行動に、ああたかきくんみたい、と彼のことを思い出した。
と言いつつ、一度ヲタごと思い出すと、思考は戻ってくるもので、停電グループを見て、私んちも友人ちも、カワイコちゃんたち数名も一緒の第2グループ、とか思ってスミマセン。



とりあえず、こんな日常が続いてくんだろうなあて思う。節電しながら、私は私の日常を生きよう、そう思う。