お誕生日おめでとう。

実は、じゅにあ時代のいのおくんについて、ある鮮明な思い出がある。
それは、まつもとこうへいくんがじゅにあを辞めたと聞いた時のことだ。
その一報を聞いた時、わたしがまず思ったのは、こうへいくんのことではなく、「え?じゃあ、いのおくんはどうなるの?」ということだった。
わたしは多分、結構初期からいのおくんとこうへいくんを見続けてきたと思う。
きっかけは、多分、2003年夏のみょーじょーだ。ぶいこん目当てに買ったみょーじょーに居た愛くるしいという表現がぴったりのジュニアくん2人、それぞれハムスターを持っていて、「ハムスターがハムスターを持ってる!!ハムスター4匹☆.。.:*・゜」とかなり色めきたった記憶がある。
(注:私はカワイイモノを見ると、ハムスターにたとえる癖がある。更に、若い頃、ハムスターに見える子はかなりの確率で大人になると妖精になる(例:かみせん)とか色々頭オカシイ自説があるけれど、それはややこしくなるからまた今度。)
とにかく、その2人は大変に愛らしくて可愛くて。当時バリバリぶい担であったにも関わらず、まつもとくんといのおくんについてはいつも関心を寄せていた。いつも2人はニコイチだった。


だから、まつもとくんが辞めると聞いて、まず思ったのが「いのおくんはどうなるの?」だった。
それまで、シンメとして活動している二人の、シンメの片方がいなくなるなんて、私が見てきた歴史ではなかったから。私にとって彼が初めて「シンメが辞めて一人残ってしまうジュニア」だったから。
一人残されてしまういのおくんは一体どうなるんだろう、そう思ったことを鮮明に覚えている。
しかし、その頃わたしは所詮ぶい担だったので、その後、いのおくんをテレビで見かけても、「そうかーこうへいくん辞めちゃったから、もうシンメとかも無いんだなー」くらいの感じで、そんなに関心は払わず、そして月日は流れていった。


そして、次に彼に出会ったときは、もう、へい!せい!じゃんぷのいのおくんだった。しかもなんだかとっても面白テキトーキャラになっていて。(笑)
最初の頃はどこかでうっすら、「ああ、いのおくん、元気で楽しそうでよかったよかった」くらいに思っていたけれど、ヲタの方々のブログなんかを読んでも、誰もこうへいくんのことなんて言ってないし、ああ、こうへいくんのことは無かったことになってるんだな、くらいに思っていた。



というのを、この間、敬愛する某いのお担様とゴハンを食べたときに話したら、意外なことを教えていただいた。
いのお担様いわく、テキトーな中にも真実が隠れているという、いのおくんのインタビュー。(質問設定も回答も、ニュアンスで申し訳ないのですが)あるインタビューで、じゅにあ時代に辛かったこと、悲しかったことについて尋ねられた彼は、こう言ったそうだ。
「特に悲しいことは無かったけど、しいて言えば、一緒にやっていたジュニアの子が辞めちゃったことかな」(ニュアンスです)
こうへいくんが辞めちゃったこと、やっぱり悲しかったんだ。と思うと、5年くらいの年を経て鳥肌がたった。
そしてこうへいくんもそうだ。これも聞いたお話なのでアレだけど、こうへいくんは(辞めた後)いのおくんのことを「自分の知る限りで一番綺麗な顔立ちをしている」と言ったそうだ。
いのおくんが大学に入学したときも、こうへいくんのブログに、いのくん入学オメを言ってあげてください的なコメントを書いているヲタに対して、「友人のおめでたいことはとても嬉しい。(けれど、それはここに書く類のものじゃないでしょ?)(自分は自分のやり方でお祝いをするから)」的なコメ返しをしていた。
正直、その文章に、若干の距離を(わざと)置いている気もしたけれど、ああ、2人は確かにシンメだったんだなぁ・・・としみじみした。


(一方で、やぶひかにとって、いのおくんがどれだけの緩衝材になっただろう、と思うところもあるけれど、それもまた、想像だけで何の確証もないただの妄想だから、またの機会に書くとして。)


わたしは、それまで、こうへいくんが辞めたことは、今のいのおくんに何らかの影響を及ぼしているのかなぁとぼんやり思っていたけれど、以降は、確かにどこかに影響はあるんだろうなぁと思うようになった。
様々な出来事や感情を内包して、今のいのおくんがあるんだろうな、とそう思う。


まあ、でも、過去を懐かしんでも仕方ない。彼の中では、きっとそのことも、もう、過去の思い出だろう。
いのおくんは今、へい!せい!じゃんぷのいのちゃんだ。テキトーと言われているけれど、実はきっととってもシャイで、空気が読めて、頭が良くて、司会をするびびるの横で、大きな蝶ネクタイをしたアシスタントがとってもよく似合う、じゃんぷでべすとのいのちゃんだ。たかきくんに上から目線なのに、最近は、すっかりたかきくんに恋をしている(笑)いのちゃんだ。
わたしは、そんないのちゃんが大好きだ。だからこれからも、そのテキトーさの中に潜む真実を必死で追っかけます。嘘。必死で追っかけるいのお担さんから情報をいただきます。笑。




いのおくん、お誕生日おめでとう。