2011年夏。龍の居ない夏。色々と試練の、夏。

さまりー2011、初日行ってきました。ネタバレある上、基本鬱。

【追記】
ネタバレ無い部分で言いますと。
いつもわたしとけいと担は、コンサートのたび、たかきくんとけいとのウチワを並べて写真を撮っているんだけど、今日は何度やってもうまくいかなかった。いつもは2人で「綺麗!!!」って自画自賛するのに、今日はどうしてもぼんやりとしてた。そしたらさっきけいと担が、その写真について、「まるで私たちの心が反映されてるみたい」ってメールをくれてなるほどねって思った。写真は写す人の心を反映しますからね。


あとうちわ!たかきくんのミニウチワ!
今回、めずらっしく(!)写真映りがいいのに、売られてるウチワが基本的に全部若干曲がってて!!!売り場のお姉さんに何枚も出して頂いて、「あ、コレも曲がってる!」「申し訳ありません。あ、これも曲がってます・・・」「こっちもだ!」と言い合いながら、マシなものを探したという、大変に問題作なウチワでございます。笑。






















「全ては初日を見てから」と言いつつ、心の中では「初日見たら結局楽しくて、回数増やしたくなるんだろうな☆.。.:*・゜」って安易に思っていたけれど、いやー、現実はそんなに甘くなかった。
きつかった。ずーっと友の手を握ってた。そうじゃなきゃ正視できない現実がそこにはあった。


いや、見ている側の衝撃を最小限に抑えようとした「忍法・人数目くらまし作戦」は十分に功を奏していたと思う。
大ちゃんなんて、クリアファイル時点で完全にセブンメンに吸収されてたし、基本、じゃんぷもじゅにあもせぶんもべすとも雑然としていて、そもそも、1時間経過でじゃんぷがガッツリ踊って歌った曲が2曲、じゅにあは何度も自己紹介してんのに、思い返して、じゃんぷメンは一人一人の自己紹介すらしてないような状況なんだから、そのあたりも、見ている側に十分すぎるほどの配慮をしてくれていたと思う。
ここだけの話、何度か、某くんが龍に見えて「あれ?龍?」とか思っちゃうことまであったし(オイ)。
でも、だからこそ、終盤、セブンとベストに分かれた瞬間、一気にキた。ぽっかり空いた穴が、こんなに大きいんだって知った。いるべき人がそこにいない。9人もそのことを痛いほど感じながらに踊っているんだろう。そう思うと泣けてきた。
というか、上から俯瞰して(いきなり3バルだ)客席は、龍の居ない事実を受け止めきれず、9人のじゃんぷを割と呆然と見ていた。その呆然とした様は、きっとじゃんぷメンにも伝わっていたと思う。あの状況でちゃんと綺麗に、時に笑顔で歌って踊るあの子達はプロだなぁと思った。


そしてご他聞にもれずわたしも、基本、ぼんやりと見ていたから、多分色々萌えどころがあったんだと思うけれど、よく覚えていない。
てか、心臓えぐられるような出来事があってからは、以降、ホントに何にも覚えてない。


その時、完全にのんべんだらり(でもないけど)としていた。
ちいが出てくるのは分かっていたから、「今年もちいは試練だなぁ…!でも成功するんだろうなぁ…!」くらいにぼんやりと見ていたら、なんだかたかきくんも出てきて。「え?きいたんどした?助手?」とか思っていたら、たかきくんも飛ぶとか言い始めた。最近全く雑誌を読んでないから、何も知らなかった。悲鳴を上げたわたしは、瞬時に掌が冷たくなった。


友にしがみついて、友は「見なくていいよ!」って言ったけど、見たくなかったけど見なきゃいけない気がして、友の肩越しから薄目で見た。
あの大きな身体(オイ)が空中でしなった様を見て、思わず「綺麗…!」と思ってしまった。あんな状況なのに。
そして、自ら手を離して下に落ちていく。その瞬間が、スローモーションで永遠に続くみたいに感じてしまった。
てか、あの、手を離した瞬間が、ずーっと脳裏から離れなく困っている。


わたしがもうさまりーを見たくないのは、もしかして、アレを見たくないからかもしれない。
あの心臓えぐられる出来事は、龍の件とは全く関係ない気がするけれど、とにかく、いろんな事が相まって、回数増やすどころじゃあなくなった。




でも、その後、ファミレスで話してて。
私もけいと担も、萌え所も覚えてないほどダメージを受けていたけれど、周囲の反応やついったの反応を見る限り、そこまでの傷を負っているのはどうやら私と友だけみたいで。
みなさん、辛い中でも、それぞれ楽しいことを見つけて萌えてらっしゃる。
わたし達のように、ドド色の沼に浸かっている人は、ざっと見た限り居ない。
その孤独感、違和感に最初は絶望したけれど、でも友と2人で色々と話して、自らその沼にどろどろ浸かったままじゃいけないよね、楽しい気持ちにならなきゃいけないよねっていう風に、何とか気持ちを持っていった。←今ここ。



とにかくも。そんな2011年の夏が始まりました。
2011年夏。龍の居ない夏。色々と試練の、夏。