完璧に計算されたMC

夜勤明けのぼんやりとした頭で、てごます@かみすんを見ていたら、気付けば涙が出てきて。泣きながら、なかいくんとてごますのお話を聞いていた。
緊張して表情にもうっすら硬さが見受けられるてごますと、デリケートな問題だけに、穏やかな笑顔の中にも緊張感を持って、緻密に計算されたMCを展開するなかいくん。目が離せなかった。


そしてさすがなかいくん!と思ったのは、最後にぴーやまさんの名前を出したことだ。
「新しいNEWSを応援する」スタンスを全面に出しながらも、最後に「こうなってくるとやましたも気になるな」と。それは不意の言葉なんだろうか。思い込みだけで言うと、そうじゃない気がする。
あそこに、ぴーやまさんの名前を出したことで、美しい、完璧なMCが完成したな、と思った。見ている側に欠席裁判的な感情を与えないように、てごますだけでなく、暖かい言葉でぴーやまさんの名前も出した。
てごますにかけるひとつひとつの言葉に、「選びぬかれた言葉」という雰囲気を感じた。彼らを応援しているという気持ち、ファンの人たちに対する気持ち。なかいくんが思う、最善の言葉を使って気持ちを伝えているような気がした。だから最後も、選び抜いた言葉なんじゃないかなあって。そう思った。





そんな風に考えると、なかいくんがじゃんぷを紹介するときに言った「アイドルグループ」の前に付く枕詞が「10人組」じゃなかったこと。これにもきっと意味があるんだろうなあって実はうっすらずっと思ってる。
少なくとも、原稿に書かれたものをそのまま読んだのではなく、あの枕詞を読み上げたというところには、確かに、なかいくんの「意思」があったんだろうなって。
わたしたちはりゅうのことが可愛いだけだから「もういつでも戻ってきて」って思ってるけど、なかいくんはそうは思ってないんだろうなって(もちろん他意なく)。
今は、「10人組じゃない」って言う事実だけを汲み取ったんだろうな、って。もしかして、ちょっと怒っているのかもしれない。許してないのかもしれない。ファンを悲しませちゃったっていう意味で。
でも、絶対になかいくんは関心を払ってくれていると思う。じゃんぷのこと、じゃんぷヲタのことを心配はしてくれていると思う。
だってなかいくんだから。かつて、好き勝手にふるまうじんくんに、他のメンバーのことを「都合のいい女じゃないんだから!」と笑いながら諌めてたなかいくんだから。誰よりもファンの気持ちをわかっていて、誰よりも内側から冷静にじゃにーずのことを分析できるなかいくんだから(さかもとまぁいわく)。


とそんな感じで。着地が見つからなくなった。笑。要は、やっぱりなかいくんはスゴイ!っていうことで。はい。
あと今更ですが、やっぱりてごますのお歌はすごいな。大好きです。