全てはまだ、始まったばかり。

じゃんぷちゃんのデビュー2周年あたりに書いていて、あっぷしたかったけれど。兵役中に伴い、書きっぱなしになっていた。今更だけど上げとく。自分ログ。



夏にじゃんぷコンに連れてったら、見事じゃんぷ好き@圭人になってくれた7年来の友が、
「JUMPたんの関係性を教えて。他グループの関係に例えてくれてもいいよ(意訳)」
というメールをくれた。


だからわたしは、その関係性について、あくまで自分が半年少しで受けた感触として、という前置きのもと、
「JUMPの関係性は、例えば、トキメンブイメンが、それぞれ持ってるほどの深い関係性は、まだ無い気がする。現在構築中という感じ。仲良しはとっても仲良しだと思う。でもその仲良さは、クラスメートみたいな仲良さ。まだ、担任の先生に守られながら、不安感無しの仲良しさん。みたいな。漠然とした不安はあるかもしれないけれど。
でもまあ、無邪気な分、可愛らしさは天下一品で、見てるだけで可愛い、ハムスター愛でる級の悶絶だけど、メンバー同士の繋がりで、心が揺さぶられたような出来事は、今の所ないなあ。知らないだけ(表面化してないだけ)かもしれないけれど。
ま、そんな中にも、緩衝としてのいのおくんが不可欠なやぶひかのライバル関係とか、いつも、自分が欲しいものを一足先に手に入れるゆうとのことが羨ましく、顧みて自分がもどかしいだろうやまだくんとか(全て想像)そんなのはあるけど、まだすべてが前章て感じで、まだ本編は始まってない気がする。だからこそ、これから期待大。
要するに、ブイで言えばアナタ、やっと森田さんとまあが、口をききはじめた時期だから(笑)」
と返した。
ら。
意外なところに反応があった。
「もうなんかめっちゃわかった気がする、この一言で!
『森田さんが坂本さんに懐きはじめたくらい』
すごいね、幕開けやね、ウハウハするね」


そこか…そこ来たか…(笑)
ま、ぶいヲタ的には、そこ一番わかりやすいですよね。


ということで説明すると、森田さんと坂本さんは、デビューして1年半、まともに会話をしたことがなかったそうです(多分、二言目には説教タレる坂本さんが、森田さん的にはウザかったんだろう)。
それがある日、待ち合わせの時間に遅れてきた(実際には、マネの言い方が悪くて勘違いして遅れた)森田さんが、謝らず、ふくれっ面をしていたら、怒った坂本さんが、皆の前で森田さんを怒鳴りつけた。
すると「自分が悪いわけじゃないのに、坂本くんにまで分かってもらえない…」と悔しくなった森田さんは、皆の前なのに泣いてしまった。
泣いてる森田さんに、坂本さんは、「理由はどうであれ、たくさんの人に迷惑をかけたから、おまえはまず謝らなきゃいけない」と諭し、悔し涙を流しながら、森田さんがスタッフに謝ったら、坂本さんも一緒にスタッフに謝った。
自分のためにスタッフさんに頭を下げてる坂本さんの姿を見て、「坂本くんは、俺のことを思って怒ってくれたんだ…」と思った森田さんは、以降、坂本さんに対するわだかまりも消え、懐くようになった。


という、とても物語的で、どこかのジャンルの人々(INCLUDE ME)が聞いたら、涙流して喜ぶようなエピソードがあったのです。
しかも、この話の恐ろしい所は、結成3年目のうたばんで、森田さんが「坂本くんへ…」ではじまる手紙を読み上げ、この事件が発覚したということ。少し詰まりながらこのときのことを読み上げる剛くん、「僕も26歳になったとき、坂本くんのような26歳になっていたい」と最後を締めた剛くん、それを聞いて、うっすら涙ぐんでいる坂本さん。そしてそれを見て、大祭りのヲタ(それ関係ない・笑)。
この話は、森田さん坂本さん、二人とも、過去を振り返る時には要所要所に出て来ているので、二人にとってかなり大きな出来事だったんだろうと思ってます。




思うに、2年というのは、まだそんな時期なんだろう。やっと、それぞれがそれぞれを分かり始めた時期。
10人もいるんだ。多かれ少なかれ、合う合わないはあるだろうし、10人の中ではいろいろと起こっているんだろう。起こる前、まだ種のこともあるんだろう。
ただ、まだ表面化する時期でもないし、本人達が振り返る時期でもないんだろう。


2年。全てはまだ、始まったばかり。
そう考えると、これからのJUMPちゃんには、期待せずにはいられないのです。