元ぶいヲタ以外共感ゼロの、ものすごい、個人的感想。

じゃんぷコン感想その1。長いからたたみますが、コンの感想なのにネタバレナシという奇跡。



本当によかった。じゃんぷに出会って本当によかった。
心からそう思えるコンサートだった。
初見、見進めていくにつれ、物々しいほどの演出、これでもかとばかりにガシガシと踊る姿、エンターテイメント性の高さに「うわっ!!ぶいコンみたい!!!」と思った。
コン後、それを、まだ観てなかった友に伝えたら「マジでぇぇぇぇ!?」と彼女は悲鳴を上げた。既に見ていた別の友に「ぶいコンみたいじゃなかった!?」と言ったら、「思った!!!演出が、ちょおぶい路線!!」と意見が一致した。
やっぱり、わたしの勘違いじゃなかった。
「ぶいこんっぽい」。私たちの間では、これは、最高級の褒め言葉なのです。
ぶい友と言いつつ、事務所大好き☆割と全ユニをカバーしていた私たちは、本当にたくさんのコンサートを見ている。そして、「ダンスとエンターテイメント性」という意味においては、ぶいこんがNO.1だと思っていた。(当然、お歌が上手いとかはまた別の話。)
それが、ぶいから降りざるを得ない状況になって、別のコンサートをホームコンとして見るようになった時、それまで、ぶいの与えていてくれたものがいかに素晴らしかったかを知った。
もちろん、ぶいより若くてカワイイコ達を見るのは楽しい。美しいお顔は見ているだけでワクワクするし、ぶいコンではあんまりない、お手ふりもタッチも、いっぱいあった。
でも、そこに居るだけで好き!観てるだけで楽しい!の初期状態が終わった時、正直、その内容に物足りなくなった。
私たちは、ある意味、無知だった。フォーメーションは乱れないのが普通だと思っていたし、ダンスが合わない時とは、誰かがうっかりダンスを間違えてしまった時だけだと思っていた。
でも、ぶい以外を観るようになって、普通に踊っていてもダンスが合わないってのがあると知った。フォーメーションが合わず、ぶつかることってこんなに多いんだ、と知った。
もちろん、ダンスが上手いグループもあるけれど、方向性が合わず、そのグループのヲタにはなれなかった。
だからもう、正直諦めていた。コンサートに行って、私たち好みの、脳みそが沸騰しそうになるくらいの萌えは、もう無いんだろうなぁと思っていた。
それが、あった。じゃんぷこんにはあった。
若いながらも、一人ひとりがクオリティの高いダンスをする。基礎がある上で、自分流のアレンジをしている。全員が、ダンスに真摯に取り組んでいる。それがいかに凄いことか、ぶいを降りて初めて知ったことが、じゃんぷちゃんにはある。じゃんぷコンに、ぶいコンの片鱗を見た。夢よもう一度!ですよ。


と同時に思う。あぁ、えぬわいしーが出来ても大丈夫だ。じゃんぷだ!と。
一瞬、某ユニに足を突っ込んだわたしは、カケモメンのいるグループヲタの切なさは分かっているつもりだ。
えぬわいしーはかわいい。確かにかわいい。超絶かわいい。みーんなかわいい。写真つき付箋なんて、見ただけで卒倒しそうなくらいかわいい。葉書ボックスもファイルボックスも見た瞬間即買いしちゃうくらいかわいい。
そんなグループに、ウチのカワイコちゃん2トップを取られてしまったら・・・。そう考えると元旦早々、無性に切なくなった。(それは、ゆーまをめぐる、うえすとヲタの方も同じ気持ちなのかなぁと思う。)
でも、今回のコンサートを見て、気持ちは変わった。いざ、えぬわいしーにじゃんぷと同じパフォーマンスをしろ、と言われても絶対に出来ないと思う。今はもちろんだけど、将来も出来る確率はかなり低いと思う。
それは人数の問題じゃない。個々のクオリティとポテンシャル。それに、下積みがあるかないか、これもかなり重要だと思う。
1名除く全員が、ある一定期間、しかもかなり長期間、ジ☆ニアとしてトップクラスのポジションにいた。これは、かなりの武器になる。今から練習して身につくものじゃないこのこの武器を、ほぼ全員が持っているじゃんぷは、本当に強いと思う。下積みをしてない人数はわずか1名。そのダメージは他のメンバーのスキルで、余裕でカバーできたから、たった結成2年で今の高いクオリティがあるし、将来もこんなに楽しみなんだと思う。
そう考えたら、グループとしてのえぬわいしーについて詳細見解を述べると、かなり悲観的になるので、ここでは割愛するけれど。
とにかく、もしも、えぬわいしーが、今のあ/らしばりに大人気になっても、そこに涼ちいが居たとしても、多分、わたしの好きなパフォーマンスは見られないだろうな、と考えたら、心がすごく落ち着いた。かわいいだけじゃ、いつか飽きてしまうってことを知っているから。(や、それでもかわいい子達大好きですから、応援しますけど。)
あぁ。この意見は、あくまで、いちじゃんぷヲタの、見る側としての意見。カケモメン達の気持ちや、そのほかの子達の状況を考えると、またややこしい話になるから、再度割愛。




しかし、じゃんぷコン。現時点、Jでもかなりハイクラスのクオリティのものを観ているのが、ほぼ若い子達って現状がもう・・・笑。
じゃんぷコンがいかにクオリティ高いのか、あの、ジンベエ着てた子ども達は分かっているのか!?と聞きたいくらい(笑)。そういえば、夏に見かけた、あの大量のじんべえを着た子ども達は、一体どこに消えたのだろう。冬は普通のお洋服を着るんだろうか。まあいいか。
でも、若いじゃんぷヲタのコ達はある意味不幸だよなぁ、とも思う。ジ☆ニーズの入り口でじゃんぷみたいなクオリティを見慣れていたら、もしもじゃんぷから降りた後、苦労するよなーと。オノレを顧みて、そんな要らぬ心配までしてみたり。
それにしても相変わらず、じゃんぷちゃんはヲタまでもが可愛かった。外見の可愛らしさだけでなく内面も。トイレに並んでいたお嬢さん二人は、大きな鏡を前に、必死に、どっちが足が長いか計っていた。
それは、じゃんぷちゃんでもよく見る光景。大人になったら、誰の方が背が高いとか低いとか、足の長さとかなんて正直どーでもいいけれど、それが10代の最大関心事項なんだろうなぁ、と思うと、こちらまでニコニコしてしまう。
最近、何かの雑誌でもりたさんが言っていた。「俺って今、10代の人との接点が無いって思う。コンサートに来てくれるファンの子を見るくらい。今の高校生って、一体どんなこと考えてるんだろうね。」
それを読んで、はっとした。確かに。わたしも結婚している友達もいるけれど、その子ども達は、まだまだ児童レベルだ。親戚も同じ感じなので、中高生の知り合いは皆無だ。
じゃんぷちゃんを知るまで、わたしもまた、10代との接点が無かったなぁと思う。それがじゃんぷちゃんを知ったことにより、10代との接点が出来た。
今回の横浜も、袖合う縁も多少の縁、とばかりに、見知らぬ人たちとの交流、ジ☆ニヲタのちょっといい話を展開したけれど、概して子どもたちがかわいくてかわいくて、わたしはとても楽しかった。礼儀正しいし、優しさを示してくれるし、逆にこちらが優しさを示せば、ちゃんと御礼もしてくれる。そのキャワな御礼の姿が見たくて親切にしたのかもしれない。ただ、わたしは、見知らぬ人と笑顔で「楽しかったですね!」「ありがとうございました!」と言い合いながら別れるような、そんなコンサートが大好きで、まだ数回しか入ってないのに、じゃんぷコンでは結構な割合でコレを経験している。シアワセなことだと思う。
つか、わたしのコンサートの見方がもはや、舞台上の子客席の子、あわせてみーんなかわいい孫達☆を見てるばーちゃんみたい。どうなんだこれ。
でも、本当に楽しいんだ。かわいいじゃんぷちゃんを見るのも。かわいいじゃんぷちゃんヲタを見るのも。
本当に、じゃんぷちゃんを好きになってよかった。心からそう思った横浜だった。



とか書いていたら、しまった。じゃんぷコンの感想を書こうとしたのに、まったくじゃんぷメンの話には触れないまま、もうこんなにダラダラと。一旦あっぷしようー。